ノロウイルスのつらい症状と期間はいつまで?【大人の場合】
毎年11月から2月頃の冬になると発生しやすいのがノロウイルスです。
ノロウイルスは季節に関係なく発症する病気でウイルスは一年中存在するのですが、
冬の乾燥する時期がやってくると流行することが多いので特に注意が必要です。
ノロウイルスは子供も大人も感染するのですが、
大人の場合はどのような症状が出て、つらい期間はいつまで続くのでしょうか。
ノロウイルスの大人の症状と期間について調べました。
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ノロウイルスの大人の症状は?
出典:https://www.photo-ac.com/m
ノロウイルスの症状といえば、嘔吐、下痢、そして発熱ですが、
大人も子供も同じように、嘔吐、下痢、そして発熱に苦しめられます。
ノロウイルスの流行る時期はちょうど風邪やインフルエンザの流行る時期と同じです。
ですから発熱があればそれがノロウイルスによるものなのか、
または風邪やインフルエンザによるものなのか悩みますが、
インフルエンザのように高熱が出ることはなく、
大人がノロウイルスにかかった場合は37度から38度程度ですから、
微熱程度だということを覚えておいてください。
ただし微熱があることで嘔吐や下痢とは
別の症状である頭痛や筋肉痛が出てしまう方は多いです。
激しい頭痛に襲われたり、体全体がだるくて筋肉痛を伴い、
辛い思いをすることがあります。
ノロウイルスのもっとも強い症状といえば嘔吐と下痢です。
かかると大人も子供も嘔吐と下痢に苦しめられますが、
大人の場合は下痢が強いことが多いです。
だからといって嘔吐がないわけではないのですが、
下痢は特にひどく、水のような下痢が一日に20数回もあるために、
トイレから出られなくなってしまう方もいますから、
脱水症状を起こすことがないように注意することが必要です。
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ノロウイルスのつらい症状の期間はいつまで続く?
出典:https://www.photo-ac.com/
子供よりも大人は体力があるために
ウイルスに打ち勝つまでの時間が短く、症状はそれほど長く続きません。
だいたいは早い人であれば10数時間あれば症状が落ち着いて元気になりますし、
長くてもだいたい3日ぐらいで自然に治ります。
後遺症については特にありませんから、心配しなくても大丈夫です。
しかし同じ大人であっても注意が必要なのは高齢者です。
高齢者の場合は同じ大人でも健康な若い大人と比べてかなり抵抗力が低いです。
高齢者は軽い風邪を引いても悪化することが多いですから、
ノロウイルスについても重症化する危険があります。
ノロウイルスにかかっている間は下痢や嘔吐がありますから
食欲がわかないだけでなく水を飲むことも怖くなってしまいます。
そのため水を飲まずに過ごしていると、脱水症状が起きることが多いです。
さらに高齢者の場合は、ノロウイルスの症状の一つである
嘔吐が喉をつまらせるという危険があります。
喉が詰まったことで窒息してしまい、その結果肺炎になるなど
大きな病気を引き起こす危険がありますので、
高齢者の方がノロウイルスにかかった場合は、
家族が嘔吐して喉が詰まることがないか、そばで注意することが必要です。
ノロウイルスは子供の間で広がることが多い病気ですが、
大人は子供からうつりやすいので子供がノロウイルスにかかった場合は特に注意してください。
高齢者がいる家庭では、まずは高齢者がノロウイルスにうつらないよう防ぐために、
家族の誰かがノロウイルスにかかったら高齢者を近づけないようにしてください。
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大人は基本的に症状が子供よりも軽いとはいいますが、
だからといって安心はできません。
下痢の症状があまり辛いために水を飲まずにすごして
脱水症状で倒れてしまっては元気を取り戻すためにかなりの時間がかかります。
症状はおとなしくしていれば徐々におさまってきますから、
まずは早く良くなるためにもノロウイルスにかかったら大人も安静につとめましょう。
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