赤ちゃん返りした子にはどう対応すべき?【2歳児の場合】
子どもは2人以上欲しいから2歳差で産もうと考えている方は多いです。
2歳になるとだいぶ自分のことが出来るようになっていますので
下の子を妊娠してもうまくやっていけるだろう、
そう思って決めた2人目の妊娠ですが、
ここで一つ心配なのは赤ちゃん返りについてです。
妊娠して心身ともに穏やかな日々を送りたいと思っているのに
子どもの赤ちゃん返りはかなりつらいですが、
上の子が落ち着くためにはどんなことが必要なのでしょうか?
子どもの年齢によって赤ちゃん返りの形も違いますが、
2歳児は魔の二歳とも呼ばれるもともと不安定な時期なだけに気になります。
自分のために、そして2歳時の子どものために知っておきたい
赤ちゃん返りを起こしたときの対応の仕方について考えました。
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2歳の子の赤ちゃん返りはどんな感じなの?
出典:https://www.photo-ac.com/
2歳になると子どもは出来ることがずいぶん増えています。
上手に歩けるようになっているためベビーカーなしでも大丈夫になっていたり、
トイレトレーニングも順調に進んでいたりします。
でもそんな頑張っていたはずの2歳の子が赤ちゃん返りを起こすと、
突然今までできていたことができなくなってしまいます。
歩こうと促しても歩きたくない!と言って座り込んでしまい、
下の子のベビーカーに無理やり乗ろうとしたり、
トイレトレーニングが進んでいたのに
急におもらしが多くなってまたおむつからやり直しになったり、
という様子が見られたら、それは赤ちゃん返りを起こしている証拠です。
それだけですむのならば良いですが赤ちゃん返りの症状がひどくなれば、
上の子は下の子に対して暴力を振るうことがあります。
子どもは手加減ということができませんから、
気がついたら、下の子が大きな怪我をしてしまうことも。
そこまでになってしまうと下の子も上の子本人も可愛そうですから、
おかしいな?と思ったらすぐに何らかの対応を取りましょう。
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2歳児が赤ちゃん返りを起こしたときの対応の仕方は?
出典:https://www.photo-ac.com/
せっかくおむつが取れたばかりだったのに
またおむつがなければだめになってしまったとしても、
決して怒ったりがっかりしたりしないでください。
一度おむつが取れているのならば本当はおむつなしでも大丈夫なのに、
母親に自分の面倒を見てほしくてわざとおもらしをしたりしているのです。
トイレトレーニングはあせらずにゆっくり進めても大丈夫ですから、
おむつに戻ったらおむつをしてあげましょう。
トイレに行けたら格好いいよ!などの声掛けをする程度にして、
トイレに行くよう、叱りつけるのはやめてください。
2歳児が赤ちゃん返りをするのは、まだ甘えたい年頃だからです。
まだ小さい子なのにもうお兄ちゃん、お姉ちゃんなのだからと
自立を促すのはかわいそうですから、
たとえ短い時間であっても、上の子を抱きしめたり、
頭をなでたりする時間も必要です。
下の子が生まれたばかりの時は
世話が忙しくて上の子のことなんて考えていられない!
と思うかもしれませんが、
上の子がママを独り占めできる時間を作るようにしてください。
お兄ちゃん、お姉ちゃんになると言われても
2歳の子どもにはまだお兄ちゃん、お姉ちゃんになった自覚が湧きにくいです。
下の子の面倒なんか見たくないし、
ママもパパも自分のことを見てほしいという思いから
赤ちゃん返りしてしまいますが、
自覚が湧くように下の子が生まれる前から
さりげなく促していくことも必要です。
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赤ちゃんのものを買いに行く時に上の子に選んでもらったり、
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と聞いていろいろな計画をすれば、
上の子にもだんだんと自覚が芽生えてきます。
そうなれば、赤ちゃん返りが起きていたとしてもおさまってくるでしょうし、
いいお兄ちゃん、お姉ちゃんになってくれますよ。
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