あなたの赤ちゃんは大丈夫?知っておきたいrsウイルスの検査とは?
大人や2歳以上の子供であれば
感染しても風邪と同じような症状だけで終わってしまうrsウイルスですが、
まだ小さな赤ちゃんに感染した場合は重症になる危険があります。
ただの風邪だと思っていたら、自分から、
または上の子供から
赤ちゃんにrsウイルスがうつっているかもしれないのです。
出典:http://www.photo-ac.com/
赤ちゃんに風邪のような症状が出た時、
それがrsウイルスによるものかどうかは検査をすればわかります。
rsウイルスの検査ではどのようなことをするの?
rsウイルスの検査にかかる費用は?
rsウイルスの検査は大人もするべき?
咳や熱が出た時、それがrsウイルスによるものなのか、
それとも風邪なのかを判断するrsウイルスの検査について調べました。
SPONSORED LINK
rsウイルスの検査ではどのようなことをするの?
出典:http://www.photo-ac.com/
ウイルスの検査といえば血液検査?と思われる方は多いでしょうが、
rsウイルスの検査では最初から血液検査は行いません。
病院で調べてもらうことにした場合に、
病院が使用するものは検査キットです。
rsウイルスは飛沫感染しますから
鼻からウイルスが入り込んで感染することが多いです。
そのため、検査では綿棒を鼻の中に入れて粘膜を取り、
rsウイルスが検出できるかを調べます。
このようなキットを使った検査は30分ほどしかかかりません。
ですから、検査が終了して待合室で待っていれば検査結果を知ることができます。
検査キットを使って陽性だと確認された場合は
程度を調べるためにさらに詳しい検査が行われます。
そのときに精密検査として血液検査が行われたり、
胸部レントゲンで気管支炎がおきていないかを調べます。
SPONSORED LINK
rsウイルスの検査にかかる費用は?
出典:http://www.photo-ac.com/
rsウイルスの検査にかかる費用は、
保険適用があるかないかによって異なります。
保険適用になるのは以下に当てはまる人たちです。
・1歳未満の子ども
・入院中か入院が必要とされる患者
・呼吸器系の薬であるパリビズマブ製剤が適用となっている患者
保険適用の場合はほとんど費用がかかることはありません。
1歳未満の赤ちゃんの場合は保険適用ですし、
rsウイルスに感染していれば重症になる可能性が非常に高いですから、
風邪にしては様子がおかしいなど何か思い当たる所があれば
すぐに検査をしてもらったほうが良いでしょう。
1歳以上で上記に当てはまらない人は保険の範囲外となりますので、
自費で検査をすることになります。
自費の場合の料金は医療機関によって異なるのですが、
検査キットを使った検査費用だけで3000円程度かかり、
その他の費用を合わせると
検査には1万円ほどかかると考えたほうが良いでしょう。
rsウイルスの検査は大人もするべき?
出典:http://www.photo-ac.com/
1歳未満の赤ちゃんは保険適用で料金もかかりませんが、
大人が検査する場合は料金も高いです。
風邪っぽい症状が出たときに、
大人は検査するべきかどうか、
迷ってしまいますよね。
rsウイルスの検査をして陽性となった場合に行われる治療は対症療法でしかありません。
熱を抑えたり、咳を鎮めたり、喉を楽にする治療が行われるだけで、
ウイルスに直接効果を与えるものではありません。
大人の場合は風邪と同じような症状で終わってしまうことが多いですし、
陽性だとわかっても対症療法でしか治療はできませんから、
普段健康な大人であれば検査は受けなくても良いでしょう。
rsウイルスの検査は30分ほどで終わりますし簡単な検査ですから、
赤ちゃんにとってはそれほど辛いものではありません。
大人や大きな子供には必要ありませんが、
小さな赤ちゃんの場合は重症化して入院することもあります。
小さな赤ちゃんが正しい治療を受けられずに苦しむのは
症状を長引かせるだけでかわいそうですから、
赤ちゃんが変な咳をする、または熱が出たとなったら
すぐに病院を受診して調べてもらってください。
【関連記事】
検査でRSウイルスが検出されても慌てないように、
あらかじめRSウイルスについて
簡単な基礎知識を身につけておくと安心です。
関連記事
SPONSORED LINK