夏風邪は長引く?子供に見られる症状と冬の風邪との違いは?
子供はいつも元気ですから、外でも家の中でも駆け回っています。
大人は夏バテなどで暑い日は何のやる気も出ないのに
元気でうらやましいな、と思っていたら、急に夕方家に帰ってから
子供がぐったりしていることはよくあります。
子供が急に元気を無くして額を触ってみたら
熱かったとしたら、夏風邪にかかった可能性が高いです。
夏風邪はきちんと対処しないと長引くと言われていますから、
早く元気にしてあげるためには早めの治療が必要です。
子供が夏風邪にかかった時はどのような症状が出るの?
子供の夏風邪と冬の風邪はどこが違うの?
すぐに夏風邪だと気がついて早く治療をしてあげるために、
夏風邪の症状について調べました。
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子供が夏風邪にかかった時はどのような症状が出るの?
出典:https://www.photo-ac.com/
子供の夏風邪は高熱や下痢、腹痛が強く現れます。
夏風邪を引き起こすウイルスは
アデノウイルスとエンテロウイルス、コクサッキーウイルスの3つで、
それぞれのウイルス感染によって起きる症状は以下のとおりです。
・アデノウイルス感染によるプール熱
夏の時期はプールに入ることが多いですが、
プールに入ることでアデノウイルスが広がって感染するのがプール熱です。
プール熱の症状は、5日ほど続く高熱、目の充血、そして喉の痛みです。
高熱が続くためにお腹を壊して腹痛や下痢に苦しむ子供も多いです。
・コクサッキーウイルスやエンテロウイルス感染による手足口病
手足口病の症状は、水ぶくれのような湿疹です。
手のひらや足の裏、そして口の中に
米粒と同じぐらいの大きさの湿疹ができます。
手足口病で熱が出ることもありますが、
高くても38度ぐらいにしかなりません。
湿疹は1週間ほどでおさまりますが、口の中に湿疹ができると
子供は痛みから食べ物を受け付けなくなってしまうことが多く、
体力がなくなることが心配されます。
・コクサッキーウイルスやエンテロウイルス感染によるヘルパンギーナ
ヘルパンギーナの一番の特徴は高熱ですが、
口の中の湿疹やのどの痛み、頭痛や吐き気もあるため、
症状が強く注意が必要な感染病です。
症状は1週間ほどでおさまってくるのですが、
症状が強いために子供が病気に負けないよう、治療が必要です。
元気だったはずの子供が急に高熱を出したら、
ヘルパンギーナをまず疑ってください。
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子供の夏風邪と冬の風邪はどこが違うの?
出典:https://www.photo-ac.com/
冬に引く風邪も熱や腹痛があるため
症状は似ているように思えますが、
夏風邪と冬の風邪はどこが違うのでしょうか?
まず違うのはウイルスの種類です。
夏風邪にあるアデノウイルス、コクサッキーウイルス、
そしてエンテロウイルスは冬の風邪には存在しません。
冬の風邪のウイルスといえば、
ライノウイルスやインフルエンザウイルスです。
症状の出方も夏風邪と冬の風邪は違います。
冬の風邪は最初、咳や鼻水などの
症状から始まりますが、夏風邪にはそれがありません。
夏は急に高熱や腹痛から始まりますので、冬と違って、
急に症状が悪化しますから、冬よりも早めの対処が必要です。
家の中にいるときも落ち着き無く動き回ってきた子供が、
高熱のためにぐったりしているのを見るのは本当につらいです。
でも早めに気がついてあげてすぐに病院に連れて行って
薬などを飲んでいれば、だんだんと症状は落ち着いてまた元気になります。
夏カゼの特徴と注意点を一覧で紹介!冬風邪との違いを知って正しく対処しよう
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子供の様子の変化にすぐ気がついてあげることができるのは母親だけです。
昼間は公園で元気に走り回っていたはずなのに、
家に帰ったらなんだか元気がなくなって横になってしまっている、
そんなときはただ疲れているだけからもしれませんが、
夏風邪をひいた可能性もあります。
小さい子は特に自分の体の変化に気が付きませんから、
お母さんが気がついてあげてください。
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